Session 10のつづき

(Ⅰ) 閉区間をIと、その両端点からなる集合をEとしたとき、EからIへのinclusion map j E \longr Iを考える。

このとき、jのretractionで連続なmapとなるものは存在しない。
これと、

(1) Iを、端を含む線分(閉区間)として、 f:I \longr Iを連続endomapとする。このとき、このmapfは、かならず不動点 f(x) = xとなる点x)を持つ。

これは同値ということらしい。
>>円盤からその境界への連続なretractionが存在しなければ、すべての円盤から円盤自身への連続なmapは不動点を持つ。<<
そのcontrapositiveは、
>>不動点を持たない、連続な円盤に対するendomapがあれば、それを使って円盤からその境界線への連続なretractionを作ることができる。<<
になる。
つぎは、このcontrapositiveの方について考えていく、と。