SICPとかCTM(コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル)とかと、メタマス!を読んで思うことは、
数学の公理体系と、計算モデルは似た性質があるなぁ、と。
ひとつの計算モデルがきまれば、そのうえにいろいろなアプリとかライブラリ(定理の集合)が積み重ねられる。
公理体系がひとつに決定できず、工夫しつづける必要なものであるように、計算モデルもどんどん新しいものをつくっていくしかないんだろう、と思う。
数学が、新しい経験をもとに新しい公理を追加したり工夫したりするように、ソフトウェアの世界でも、新しい経験を得て、新しい計算モデルを作る必要を感じるのは自然な流れなんじゃないか。