"Lectures on Semantics: The initial algebra and final coalgebra perspectives"

Introduction p.1 の内容メモ

この講義はコンピュータサイエンスの学生向きである。
主題は、形式言語のmathematical semanticsの導入。
網羅を目指さず、syntaxとsemanticsが、どのように互いにdualになっているかという視点を与えることに注力する。
そのために、category theoryの簡単な説明もする。

講義ではsemantics とcategory theoryについて部分的な紹介しかできないが、この組合せから入っていくのも結構いいと思っている。

前提知識が少なくてよさそうだ。

Introduction p.2 の内容メモ

全部で4つの講義。
ひとつめは、mathematical semanticsの紹介。
simpleなabstract syntaxとstructureの例をいくつか紹介する。
ふたつめは、category。setsのcategoryと、structureのcategoryの例を紹介。
三つ目は、この講義の中心となる部分。
setsのcategory上でのendo functor、
algebras coalgebrasのcategories、
そして、initial algebrasとfinal coalgebras。
4番目は、3つのプログラミングパラダイムについて。
non-interactiveで決定的なパラダイム、interactiveで決定的なパラダイム、interactiveで非決定的なパラダイム

ここまででも、すでに色々分からない言葉がたくさん。
bounded standard endo functorとは、いったいどんなendo functorのことだろう。
まぁそのうちなんとかなるだろう。

1 Mathematical Semantics

1.1 General Introduction to Semantics

syntax とsemanticsの考えは、自然言語の研究から生まれた。
syntaxは、「意味」を全く切り離して言語を見たときの、言語の式の構造的な側面。
semanticsは、逆に式の「意味」に着目する。
自然言語では、当然ながらsyntaxもsemanticsも明示的には与えられず、言語の実際の使用を観察しつつ理解していくしかない。

なんかもうすこし要点をしぼってメモしたほうがいいとは思うんだが。。。